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2022/02/01 15:10


フィトグラフ|Wellな植物図鑑

植物の頑張る力を見習おう。plantripで扱う商品に潜む「地域植物」を一般的な作物・植物での基本情報、分布、文化歴史、栄養成分などと一緒に紹介しています。なるべくフィトケミカル(植物が作りだす化学物質)も掲載するようにしています(主な品種から数々の参考文献から参照)平たくサクッと知るための情報です。

▼掲載記事は下記noteマガジンより最新またはピックアップしてお届けしています。
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ふかうら雪人参/ニンジン/青森県深浦町

<一般的な植物・作物の基本情報>
【ニンジン】人参
学名:Daucus carota L.
英名:carrot
セリ科ニンジン属 二年草
原産国:アフガニスタン
主な産地:千葉県、徳島県、北海道(秋)、
青森県は第4位。
一般に流通しているのは西洋系(五寸)で、東洋系は「金時人参(京にんじん)」、「島にんじん(沖縄)」等。

<主な栄養成分・フィトケミカル>
【根茎】カロテン (α-カロテン 、β-カロテン )がずば抜けて多い。ビタミンAになる活性はβ-カロテンの方が高く、抗酸化作用はα-カロテン の方が高い。他にはカリウムが多く含まれている。



<青森県では>
「ふかうら雪人参®️」は農事組合法人舮作(へなし)興農組合の商標です。
品種は「はまべに」。青森県西津軽郡深浦町、舮作地区の農場は白神山地の麓、日本海側に位置する。

▼特徴
栽培:夏播き、秋の通常の収穫時期はそのままにし土の中で眠らせる。
収穫:雪がつもる12月〜3月の冬期間に一本一本手作業で収穫。
農地:立地的に肥沃でミネラル成分が多い。
土づくり:「緑肥」(「えん麦」を植えて土に鋤き込む)を定期的に行う。
※えん麦=オーツ麦
その他:青森県のエコファーマーに認定

▼美味しさ
糖度:9度前後から高い場合は12度を超える。人参特有の匂いが少ない。


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