2022/07/02 16:35
森と海岸と人々をつなぐ「ジャパニーズローズ ・プロジェクト」
7年目を迎えたこのプロジェクトは、2020年、2021年のコロナ禍であっても中止はせずに、カタチを変えて実施してきました。でも通常開催は3年ぶり。人は来てくれるのか、天気はどうなるのか、花は咲いているのか?毎年ドキドキですがさらに鼓動はドックドックでした。
6月5日、7日両日とも定員を少し超えて無事開催。たくさんのご参加ありがとうございました。遠くで見守っってくれてたかもいらっしゃるかな?ここまで来れたことに本当に感謝です。
6月5日(日)
花摘み+海岸もきれいにしよう!&下風呂温泉郷でランチ&畠山商店(木箱製造)の被災地ガイドと工場見学
「通常開催」と言っても何だか進化した感じがしたこの日。まとめを列挙すると。
●参加者は、予定人数を超えて16名。親子参加が急増!
●環境の日。海ごみゼロウィーク
●むつ市役所大畑庁舎の協力(ゴミ収集撤去)
●風間浦村がコースに初登場
※主催者の大きな失敗なし(笑)
まだあるような気がしますがこんな感じ。環境の日だったのは偶然ですが、せっかくなのでということで、海ごみゼロ(日本財団)の横断幕は風間浦村の畠山商店からお借りしました。
▼畠山商店製作の木箱 その向こうでごみ拾いする坂本社長
長年ずっと気になっていたこの海岸のゴミ。縁はあるけどゆかりはない(笑)青森市や八戸市、黒石市、もちろん地元のむつ市から集まったみんなで花摘みしながら(自分で楽しむ分だけを持ち帰り)ゴミを拾うという楽しい企画でした。
ゴミはほんのほんのごく一部だけれど良い香りと波の音も相まって心身スッキリ。
お昼はもちろん海鮮三昧「あさの食堂」。旅で下北半島いらっしゃるならオススメです。
午後の風間浦村、畠山商店・坂本社長のガイドで木箱製造の倉庫やその周辺を散策。昨年の豪雨による災害地を見て周りました。まだまだ復興途中だということがリアルに。
最後は念願の「ちぢり浜」にも連れて行っていただき、自分的にも大満足!この周辺にもハマナスは咲いており、このあたりで花摘みも楽しそうです(写真全然撮ってない)。
現地解散後、数人で大畑・薬研のヒバの森へ。ここまで来たからには!な外せない場所です。
▼番外編 樹を見ないで何してるかというと「ヒバぼっくり」探しですw
6月7日(火)
植樹用の苗畑で花摘み+秘密の海岸へ。チャーリーズジャム 佐々木さんと行く秘密の海岸でピクニックランチ。
どえらく寒いーい1日で午前は小雨ぱらつくなか、開花しているのも少なかったのですが皆さん持ち帰るくらいの量は摘んでもらえてホッとしました!
水も滴るジャパニーズローズ・ジャングル。今回も熊手を使ってワイルドな収穫でした。こんな花摘みが他にあるでしょーか。
本当に寒い日で、小屋の中で休憩したのは7年目にして初めて。でもおかげでゆっくりハマナスソーダを飲みながら会話も出来て楽しかったですね。
お昼は、「海岸ピクニック」は諦めチャーリーズ・ジャムさん工房でいただきました。御近所さんスーパーの「オリダテストア(ファミリーショップおりだて)」の地元の食材ふんだん特製弁当。各地域の地元スーパー巡り企画が出来たら面白そうです。
午後、ハマナス蕾ティーをいただきジャム試食大会をしているうちに雨も止み秘密の海岸へ。思えば最初から最後まで雨、という日はこれまで一度もないかも。着いた途端どしゃ降り!でも午後から止んだり。
海岸のハマナスはちょうどいい咲き具合で「ハマヒルガオ」の群生にも出会えて楽しめました。ちょっと味見してみたりw
花摘みにハマる人がどんどん増えてきて嬉しい。だって楽しいし帰る頃には気分スッキリなのですよ。この日は大鰐町(津軽地方の白神山地寄りで車で3時間位)からの方も!
そして穏やかに長く続く砂浜の漂着ゴミがやっぱり目に入ります。むつ湾側としては少ない方ですが全ての海岸のゴミ拾いしたくなりました。
今年は3年ぶりに2回リアル開催でしたが、2回目3回目(オンライン含めオール出場も)のリピーターとじわじわ地元下北の方の初めて参加が増えてきて嬉しいです。
2022年版「森と海岸と人々をつなぐプロジェクト」。キレイな海岸でキレイなハマナスが咲き、災害のない豊かな森がずっと続きますように願うばかりです。
最後に。昨年から「ジャパニーズローズ ・ウィーク」と称して、体験会前後にソロ活動(ハマナス収穫のみの日)も見学やちょい摘み参加も受け付けています。この時の花弁から商品開発を進めています。
今年ちょい摘みに来てくれた工藤さん親子。おかげさまで楽しい日になりました。
ジャパニーズローズ ・ウィーク中に実験開始しています。美味しいドリンクベースを目指して奮闘しております。こちらのplantripで予約開始する予定ですので晩夏〜秋頃までお待ちください!